2009年01月10日

半農半Xの可能性。

昨年3月から毎月10日間桟橋に立って、入島者を数えています。
明らかに見ていて少ないなと思うこともしばしば。

もうひとつのBLOGと内容かぶりますが。。。
最近の観光業は非常に厳しいですね。沖縄県の向こう2ヶ月のホテル稼働率の予測も前年比マイナス2割だとか・・・
これからは観光だけでなく、農業にも目を向けていただきたい。

今流行の派遣切り、休耕田と派遣切りされた人材を活かせば自給率だって2割はあがります。もちろん休耕田を整備するにはお金がかかります。そこは行政が率先して地主と交渉し、土地整備をしなければなりませんが。
だいたい2兆円ものお金を定額給付金に出せるなら、農業政策にも同じくらい出していただきたい。今が100年に一度の大不況ならそのうち100年に一度の大飢饉も起こる可能性はあります。

自国で4割の食料しかまかなえていない現実を国会議員の先生方はあまり真剣に考えていないように思います。農業に携わっていない人は食べていけなくなる日がやってくるかもしれないと言うのに。


話は変わりますが、私は島に来て最初に携わったのが観光業。滞在数時間でまた次の島に向かう観光客を見て驚いたのを覚えている。
実際、西表にいるのに電話で「今小浜島なのよ」とはなしているお客もいた。一日に南島も巡るから自分が今どこにいるのかもわからないのだろう、各島々の印象も薄いに違いない。

現在農業に携わるようになっても、やはり売り上げが多いのは夏場観光客が多い時期。冬はその時期の10分の一まで売り上げが落ち込む。これが現実。頼らないつもりでも頼ってしまう。
ただ、農産物を加工すれば必ずしも島内での販売だけに頼る必要はない。販路すら拓けたら島にいながら島の良いものを遠く離れた場所で売ることができるのだ。
B級の青果など、島で捌けなかったら畑に戻して堆肥になるしかないからやはり「加工」するということはこれからの時代大事な側面を担うようになると思う。
青果や乳製品だけでなく海産物も進んで加工していけるような、環境作りを住民だけでなく行政にも考えてもらいたい。

この正月は例年になく人が少なかった・・・日本の不況はそれほどひどくなくても、将来への先行きが不透明な以上は遠い八重山までの旅行を控える人が増えるだろう。どうしても期待人にはそれなりの目的があり(ダイビングやカヌーなど)おみやげも空港で買ってしまうから島で店を構えても厳しくなるでしょう。

今年は色んな可能性を探りながら、島の良いものをそとにPRすることに力を入れたいと思っています。もちろん、自分が作ったものだけではなく町内のすべての島々です。

協力してくれる人々を今から探さないとですね♪



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Posted by ninanina425 at 11:15│Comments(0)政治にもの申す
 
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